要の純然たる日記(旧館)

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雅楽体験教室

ムサシーノには土曜学校という名で小学生向けの色々な教室があって、そこで雅楽クラブというのがある。雅楽クラブに通えるのは小学3年生以上なので娘6歳はまだ対象外なのだけど、今日は体験教室なので参加できる。
僕も雅楽には全く興味を持ったことがなかったので、この機会に娘のつきそいで参加してみた。子供をダシにして親が参加したかったんだろうという説は聞き流す。
昨日ミタカ市で新型インフルエンザの患者が確認されたとかで開催をちょっと心配したのだけど、開催は問題なかったらしい。ただ残念ながら、吹奏楽器をみんなで交換して吹き合う、というのはできなかった。来月にあと1回参加するから、そのときにはインフルエンザ騒動が治まっていることを願おう。
というわけで、笙と篳篥龍笛の楽器紹介のあと、「越天楽」の唱歌(と書いて「しょうが」と読むらしい)の稽古。雅楽では、楽器の練習の前に曲を歌えるようにならなきゃならない。指の練習の前にソルフェージュってことだね。あと、楽譜の表現能力が十分でないので、音の高さとか奏法なども口伝で体に覚えさせなきゃならないらしい。だからまあ、楽器を吹けたとしても吹けなかったとしてもやることとしてはあまり変わらなかったわけだ。
あとは、舞もやっていて、娘はこれが一番気に入ったらしい。
ちなみに先生は、鈴木治夫さんと岡庭健さん黒田由美さんと、あと1人(名前失念してしまった)という方々。雅楽の世界では結構名前が知られている方々らしい。特に鈴木治夫さんは東京で唯一の笙の制作者とか。