要の純然たる日記(旧館)

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観梅旅行

キチジョージに自転車を止め、中央線で御茶ノ水へ。御茶ノ水から1kmほど歩いて湯島天神。学問の神様なので、今の時期は合格のお礼参りが多いのだけど、梅祭りも開催されている。
しかし、先週冷えたせいか、あまり咲いていない。茶席もあるのに、十分に咲いている木は1本だけ。あとは咲いている花もある、程度。特に、神社の東側にある梅林は全く咲いていない。来週末なら見頃かも。
そこから文京区を端から端へ。4kmくらい歩いて小石川植物園。東大理学系研究科附属の植物園で、江戸時代に薬草園だったのに始まる。ここに梅林があって、半分くらいの梅が見頃になっている。
この植物園、なにが素晴らしいって、アルコール飲料は持ち込み禁止。露天もなし。そのおかげで、梅林に近づくだけで梅の香りが漂う。偕楽園にしても大阪城の梅林にしても、酒とソースの匂いが漂う梅林というのはいただけないから、ここは素晴らしい。本数が多いわけではないけど満足。
ここから更に歩いても良かったのだけど、茗荷谷駅から1駅だけ地下鉄で移動して、後楽園駅へ。ちなみに地下鉄丸ノ内線は比較的浅いところを通っているので、地形によっては都心部にも関わらず、地上を走る区間が長い。茗荷谷から後楽園も、2/3くらいは地上を走る。
小石川後楽園は、東京ドームの隣にある日本庭園で、都立の公園でもある。もともとは水戸藩の庭園で、梅林がある。ここの梅もだいぶ咲いていてほぼ見頃。酒やソースの匂いがしないのも良い。ただ、今日はちょっと寒かった。
というわけで夕方に引き上げる。今日1日、ほぼ歩きっぱなし。合計10kmくらい歩いたことになる。娘7歳にしては長距離だと思う。しかし梅を観たおかげで気分が盛り上がっていたらしく、最後まで元気だった。