要の純然たる日記(旧館)

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読書

シェイクスピア『オセロー』新潮文庫 (isbn:9784102020020) 福田恆存訳。

ネビル・シュート『渚にて』創元推理文庫, 1965 北半球で大規模な核戦争が起きて数ヶ月、すでに北半球では人は死に絶え、オーストラリア南部のメルボルンでも人々はただ死を待っていた、という話。最後はみんな穏やか。伊坂幸太郎『終末のフール』よりも穏や…

シェイクスピア『リチャード三世』新潮文庫 (isbn:410202011X) シェイクスピアの歴史劇は長年にわたって敬遠気味だったのだけど、久しぶりに読んでみる。面白い。

友井羊『僕はお父さんを訴えます』宝島社 (isbn:9784796688239) 飼い犬を殺された主人公が父親を民事で訴える、という話。

ロード・ダンセイニ『魔法使いの弟子』ちくま文庫 (isbn:4480028668) ゲーテの詩『魔法使いの弟子』ではなく、原題の "The Charwoman's Shadow" を直訳すると『掃除女の影』になるのだけど、荒俣宏が『魔法の使いの弟子』のタイトルで翻訳。黄金を生み出す魔…

シェイクスピア『アントニーとクレオパトラ』新潮文庫 (isbn:4102020101) 福田恆在訳。

シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』新潮文庫 (isbn:4102020063) 喜劇が続いていたので悲劇も読むことにする。シェイクスピアの作品は、悲劇の中にもクスリとする笑いがところどころに含まれているのが多いけど、この作品はひたすら悲劇。

シェイクスピア『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』新潮文庫 (isbn:4102020098) シェイクスピアの喜劇を読み直してみよう月間。

シェイクスピア『テンペスト』ちくま文庫 (isbn:4480033084)

シェイクスピア『新訳 十二夜』角川文庫 (isbn:9784042106197) 最近娘がシェイクスピア物語を好んでいるので、集中的に再読することにした。

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』創元推理文庫 (isbn:4188532012) 映画による怪物のイメージは有名だが、その割にあまり読まれていないらしい原作。無責任な科学者フランケンシュタインが作って放り出した怪物が、最初は優しい心を持っていたが、外…

ルーディ・ラッカー『ラッカー奇想博覧会』ハヤカワ文庫 (isbn:415011109X) ラッカーの短編集。

ドナルド・モフィット『第二創世記 (下)』ハヤカワ文庫

ドナルド・モフィット『第二創世記 (上)』ハヤカワ文庫 (isbn:4150109257) 『創世伝説』の続編。不死になった人間が数千万年ぶりに地球に帰るが、そこは別の種族が支配的になっていたという話。

フレデリック・ポール『マン・プラス』ハヤカワ文庫 (isbn:4150108331) 火星向けにサイボーグ化される人間。その背後にいるなにか。

ホメロス『イリアス (下)』岩波文庫 (isbn:4003210220) 神々の人間界への介入度合いがはんぱない

ホメロス『イリアス (上)』岩波文庫 (isbn:4003210212)

グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』ハヤカワ文庫 (isbn:4150107084) 逆転写酵素を活用することでDNAを計算機化。イントロン(アミノ酸にならないDNA配列)は記録装置。そんなDNAを持つ細胞の計算能力が人間並になった世界。

グレゴリイ・ベンフォード『大いなる天上の河 (下)』ハヤカワ文庫 (isbn:4150108064) グレゴリイ・ベンフォードの、機械文明と人間文明の戦いシリーズらしい。そんなシリーズは知らなかったので設定もイマイチよくわからなかった。

グレゴリイ・ベンフォード『大いなる天上の河 (上)』ハヤカワ文庫 (isbn:4150108056)

ドナルド・モフィット『創世伝説 (上)』ハヤカワ文庫 (isbn:4150109052) 地球から遙かに離れたM51星雲で、地球から発信された信号を捕らえた。その信号には人間の遺伝子などの情報が含まれており、その土地で人間は再生される。

グレゴリイ・ベンフォード『時の迷宮 (下)』ハヤカワ文庫 (isbn:4150109028) 1tの質量を持つ素粒子の相互作用

グレゴリイ・ベンフォード『時の迷宮 (上)』ハヤカワ文庫 (isbn:415010901X) ミケーネ文明の墳墓遺跡から出土した謎の立方体。

R.A.ハインライン『宇宙船ガリレオ号』創元SF文庫 (isbn:4488618111) ハインライン最初の作品。子供向けSF

シェイクスピア『夏の夜の夢・間違いの喜劇』ちくま文庫 (isbn:4480033041) 娘がシェイクスピア物語を気に入っており、喜劇の中では『夏の夜の夢』が好きらしいので再読。『間違いの喜劇』は初めて読んだが、シェイクスピアの最初期の作品で最も短い喜劇。双…

ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』ハヤカワ文庫 (isbn:9784150117481) 流刑地として使われていた月の独立戦争。計算機技術者として月世界最高の計算機に知恵を見出した男が担ぎ上げられ、計算資源と通信を独占した強みを生かして月の行政府…

R. A. ハインライン『太陽系帝国の危機』創元推理文庫 (isbn:4488618014) 最高の役者による最高大臣の替え玉。ファーリー・ファイル。

ロバート・A・ハインライン『夏への扉』ハヤカワ文庫 (isbn:4150103453) 名作の再読。

R. A. ハインライン『月を売った男』創元推理文庫 (isbn:4488618022) 再読

清水義範『ナウの水びたし』文春文庫 (isbn:416755102)