要の純然たる日記(旧館)

今は http://kanamef.sblo.jp に書いてます

ラヴクラフトは20世紀初頭にかけて活躍した怪奇小説家らしい。この1巻には「インスマウスの影」「壁の中の鼠」「死体安置所にて」「闇に囁くもの」が収録されている。怪奇的な事件について恐怖を煽るように書かれている。別に科学的な種明かしがあるわけではない。地球外生物とかが出てくるのでSFといえばSFだけど、それを言い始めたらなんでもありだろうという類。100年前の小説についてそんな文句を書いてもしょうがないか。当時発見されたばかりの冥王星がネタにされていたりしている。