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• 河合智康『死んだ魚を見ないわけ』角川ソフィア文庫 (isbn:4043489013)
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海では魚の死体を見ることがない。少なくとも自然死した魚の死骸は浮いていないし、海底調査でも見つからない。では魚は死なないのか、という問題。ここでの結論は、海の魚は全て喰われて死ぬ。自然死はしない、というもの。魚の量から予想される死骸の量に基づくと、「しんかい2000」での探査範囲に魚の死骸がないことは、ほぼありえない。