要の純然たる日記(旧館)

今は http://kanamef.sblo.jp に書いてます

日曜

夏休み最後の休日。
朝から家族で銀座へ出かける。ミタカから総武線に座って御茶ノ水までとろとろ進み、御茶ノ水から東京までは中央線。そこからは歩き。
ちょっと時間があったので、一度も入ったことのなかった警察博物館に寄ってみる。4Fの音楽隊資料の展示の一角は面白くて有用。海軍の軍楽隊は1968年に創設された薩摩藩鼓笛隊(楽器が届いたのは1870年)が起源で、そのあたりの展示も含めて、江戸末期からの日本の西洋音楽普及史がよく分かる。
ヘッケルのロータリーコルネットとか1886年ベッソンのビューグル(ゲルホン)とか、戦時中に使われていたニッカンの法螺貝喇叭とか、日本製のビューグル(マッピはバックのやつが装着されている)とか、興味深いものも沢山ある。
警視庁のキャラのピーポ君という、本当は色んな動物の特徴を合わせたキメラなのだけどネズミにしか見えない粘着ネズミ取りのがあるのだけど、この「ピーポ君のうた」というのが脱力系でひどかった。
閑話休題
ヤマハ銀座店で、古いピアノの展示が行われているので観に行く。これが本来の目的。入場料は500円なのだけど、店内でスタンプラリーをすると招待券がもらえたので結局無料で入れる。クリストフォリのピアノフォルテから6台展示されている。ミニコンサートもあって、6台全て演奏してもらえる。ベートーヴェンメンデルスゾーンが作曲の際に想定していた音、というのが分かって面白い。でも楽器は発展するものだし、作曲者が想定していなかった技法も使えるようになるものだからな。
その後、入り口近くで、調律師さんによるグランドピアノの解体ショーがあったりするのを見る。音楽グッズもいくつか購入。
それにしても銀座には野外でのんびり食事できる公園やベンチがないんだね。不便。
大丸で「しらら」を買ってから夕方に帰宅。18:30くらいから娘と市営プール。娘は平泳ぎがだいぶ楽に泳げるようになってきたらしい。この時間帯のマジ泳ぎレーンは、速い人が多くて息つく暇もないので結構消耗した。